世界最初のフットボール
連合王国の成立以前のことであれ以後のことであれ・・・
イングランドに関わる場合にはかならず「イングランド」と言うことにし、「イギリス」とは言わないこととします。
反対に、「イギリス」と言った場合には、現在の国(国家)としての連合王国を指し、また文脈によっては、過去の連合王国(グレートブリテン連合王国や、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国)を指すこととします。
煩雑に感じる方もおられるかもしれませんが、あいまいさを排するために、以下では「イングランド」と「イギリス」を使い分けることにするので了解していただきたいと思います。
さて、言葉の定義が終わったので、19世紀後半に現在のサッカーとラグビーの原型ができるまで、イングランドではどのようなフットボールが行なわれていたのかという問題・・・
つまり、中世から近代にかけての、工業化以前のイングランドではどのようなフットボールが行なわれていだのか、という問題について述べたいと思います。
イングランドが国として統一されたのは10世紀半ば頃のことですが、フットボールはそれよりもはるか以前から行なわれていたという説があります。
その頃にはすでにサッカーユニフォームの原型のようなものがあったという話も聞きます。
・・・その説によると、イングランドが成立するよりもずっと以前、ローマ人がグレートブリテン島を支配していた時代(紀元前55年~紀元後407年)に、ローマ人がこの島でフットボールをしていたというのです。